4番の走塁に見るチーム状況

8回、重信の放った浅いセンターフライが明暗を分けた。やや浅めのフライにも関わらず、3塁ランナーの4番岡本は本塁へ突入。微妙な判定でセーフをもぎ取る。この打球を放った重信としては、以前広島でやられているのもあり、してやったり、だったろう。ただ、私はあの判定がアウトであるように思えてならない。もう終わった事で仕方はないが、少なからず“何らかの見えぬ力”を感じてしまう。そしてカープの攻撃。9回2アウト2塁で小窪。ライト前へ打球を放つ。2塁ランナーはこちらも4番鈴木。1点が欲しい場面で、次の打席は今シーズン不調の田中。前進守備とはいえ、ライト重信の送球を考えると、本塁突入も有り得るなと思った。が、結果的に廣瀬コーチは手を回さず、後の田中に託すも凡退し、試合終了。連勝が11でストップ。ファンの中には、そもそも5番の西川にバントが必要だったのか、という疑問の声もあった。もし、絶好調の鈴木誠也が本塁突入で怪我をしたり、挙句、際どい判定で“何らかの見えぬ力”でアウト判定をされるのも分が悪い。色々な推測ができる。今日は負けてしまい、連勝が止まったが、色々な因果が重なり合って答えがその場の結果でしかわからないというのが、プロ野球の面白い部分だとしみじみ思う(最近は勝ち続けたので精神的に余裕があるだけ)